受診者のみなさまへ

AI画像解析のご案内

当センターでは、胸部レントゲン検査および胸部CT検査において
AI画像解析システムを導入しています。
このページでは、使用しているシステムの概要や検査の流れについてご説明します。

当センターの取り組みについて

当センターでは、胸部レントゲン検査と胸部CT検査の読影において、薬機法に基づく認証を取得したAI画像解析プログラム(管理医療機器)を導入しています。

AIは、撮影された画像の解析結果を医師に提示します。医師はこれを参考情報として読影を行います。

AI解析の導入にあたり、受診者のみなさまの検査手順や所要時間に変更はありません。

AI画像解析システムについて

AI画像解析プログラム(管理医療機器)

当センターでは、以下の2つのAI画像解析プログラムを使用しています。いずれも医師の読影を補助する目的で使用しており、画像の解析結果を参考情報として医師に提示します。

胸部レントゲン用
販売名:Plus.CXR
胸部レントゲン画像の読影を補助する目的で使用しています。
胸部CT用
販売名:Plus.Lung.Nodule
胸部CT画像の読影を補助する目的で使用しています。
SAMPLE Plus.CXR 解析結果の表示例
Plus.CXR による胸部レントゲン画像の解析結果サンプル。CTR(心胸郭比)の計測や、AIが検出した所見の位置がマーカーで表示されている。

※ AIが検出した所見の位置や、CTR(心胸郭比)などの計測結果が画像上に表示されます。これらは医師の読影を補助するための参考情報です。

受診者のみなさまの
検査手順は変わりません

AI解析は医療者側のシステム上で自動的に行われるため、 受診者のみなさまにお願いする手順はこれまでと同じです。

1

受付・問診

健診票にご記入のうえ、受付へお越しください。

2

胸部レントゲン・CT撮影

撮影方法はこれまでと同じです。検査時間も変わりません。

3

AI解析(自動)

撮影された画像がAIシステムに送信され、自動的に解析が行われます。解析結果は医師に提示されます。

4

医師による読影・結果報告

AIの解析結果を参考情報のひとつとして、医師がすべての画像を確認し、最終的な判断を行います。結果は通常の方法でお伝えします。

当センターでは
すべての画像を複数の医師が確認しています

受診者のみなさまの胸部画像検査は、複数の段階を経て慎重に確認されています。 AI画像解析は、この読影プロセスの中で医師を補助する役割を担っています。

1次読影

診察担当医による確認

健診当日、診察を担当する医師がすべての受診者の胸部画像を確認し、1次読影の結果をお伝えし、精密検査が必要と判断された場合は、受診勧奨を行います。

2次読影

専門医による再確認

健診終了後に、呼吸器外科専門医および放射線科専門医が、すべての胸部画像をあらためて確認します。

最終判定

総合的な判断

2次読影医は、1次読影・2次読影の結果を総合し、精密検査が必要と判断された場合は、後日改めて受診勧奨を行います。

読影時に医師が参照する情報

2次読影では、当日の画像だけでなく、過去の画像との比較、経時的差分画像(サブトラクション画像)、AI解析の結果など、複数の情報を段階的に参照しながら総合的に判断しています。 判断が難しい症例については、数年分の過去画像やCT画像まで遡って確認を行います。

浦添総合病院 健診センター 院長 福本泰三
福本 泰三
浦添総合病院 健診センター 院長

呼吸器外科専門医。1988年徳島大学医学部卒業。2024年より現職。当センターにおける読影体制の構築およびAI画像解析の導入を主導。

当センターにおけるAI画像解析の活用について、福本院長が寄稿しています。

寄稿記事を読む →

AIにできること、できないこと

AIは医師の読影を補助するためのツールです。 その役割と限界について正しくご理解いただくことが大切です。

AIの役割

AIは、撮影された画像の解析結果を医師に提示します。 医師はこれを参考情報として読影を行います。

あくまで医師の判断を助けるためのツールであり、AIが診断を行ったり、医療上の結論を出すことはありません。 最終的な診断および医療上の判断は、すべて担当医師が責任を持って行います。

⚠ AIの限界について

AI解析で異常が指摘されなかった場合でも、画像上のすべての異常がないことを保証するものではありません。AIの検出対象は限定的であり、すべての疾患や所見を網羅するものではありません。

また、AIが所見の候補として提示した箇所が、必ずしも治療を要する異常であるとは限りません。

データの管理について

AI解析に使用される画像データは、すべて院内のシステムで処理されます。

🏥

院内完結

画像データは外部のサーバーやクラウドに送信されることなく、当センター内のシステムで処理・解析されます。

🔒

適切な管理

画像データの管理は、個人情報保護法その他の関連法令に基づき、当センターの情報管理規程に従って行います。

🛡️

通常の医療情報と同様の扱い

AI解析に使用される画像は、通常の検査画像と同一のものです。追加の撮影や特別なデータ収集は行いません。

Q&A

Q AI解析のために追加費用はかかりますか?

いいえ、追加のご費用はかかりません。通常の健診費用の中で実施しています。

Q 検査にかかる時間は長くなりますか?

受診者のみなさまの検査時間は従来と変わりません。

Q AIが判断を間違えることはありますか?

AIの解析はあくまで参考情報であり、検出の精度には限界があります。見落としや、実際には問題のない箇所を指摘する場合もあります。そのため、最終的な判断は必ず医師が行います。

Q AIの解析結果を受診者本人に教えてもらえますか?

AI解析の結果は医師の読影を補助するための情報であり、そのまま受診者の方にお伝えする性質のものではありません。医師が画像全体を総合的に判断したうえで、結果をお伝えします。

Q 画像データが外部に出ることはありますか?

AI解析に使用される画像データは、すべて当センター内のシステムで処理されます。解析のために外部のサーバーやクラウドにデータが送信されることはありません。

ご不明な点がございましたら

AI画像解析について、その他健診に関するご質問など、
お気軽にお問い合わせください。

浦添総合病院 健診センター ウェブサイト

※ 本ページは、当センターにおけるAI画像解析システムの導入についてご案内するものであり、特定の疾患の診断・治療効果を保証・推奨するものではありません。

※ AI画像解析は医師による読影を補助するための情報提供を目的としたものであり、AI解析の結果のみをもって医療上の判断を行うものではありません。最終的な診断および医療上の判断は、すべて担当医師が責任を持って行います。

※ 健康上のご不安やご心配がある場合は、医師または医療機関にご相談ください。

本AI画像解析システムは、プラスマン合同会社が提供しています。